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2010.07.18
草間助教、杉山教授らの論文がDrug Metabolism and Disposition誌8月号の表紙を飾りました。

About the cover: Distribution of drugs in the three-dimensional area and the rectangular boundaries for each pathway. See the article by Kusama et al. on page 1362 of this issue...
化合物の物理化学的パラメータから、ヒトにおけるクリアランス経路を予測するin silico法を確立することを目的とした「PKファイリング」プロジェクト に、東京工業大学の秋山泰教授とともに取り組んでまいりました。 この度は、「矩形法」という、経験則に基づく判断を表すべく、化合物を電荷で分けた後、クリアランス経路ごとに、3つの物理化学的パラメータの境界線を数理的 に定めることにより、そのクリアランス経路を振り分けるin silico予測法を提案しました。 (→PubMedへ
この予測法は、無料にて下記サイトでご利用いただけます。 http://www.bi.cs.titech.ac.jp/CPathPred/ 入力パラメータは、予測値でも実測値でも構いません。 なお、入力データはサイトに記録されません。 ご自由にお試し下さい。 そしてご利用された感想(予測精度やご要望など)をフィードバックしていただけますと、大変ありがたく思います。

2010.05.17
The International Transporter Consortium (ITC) 白書に対するパブリックコメント送付サイトができました。

www.aapspharmaceutica.com/ITCwhitepaper
どうか皆さんのコメントを送って下さいますようお願いします。

2010.05.07
杉山雄一教授が、平成22年春の褒章で紫綬褒章を受章しました!

杉山教授が平成22年4月29日発令の春の褒章において、学術研究・芸術文化・スポーツ分野を対象にした紫綬褒章を受章しました。

薬物体内動態におけるトランスポーター分子群の重要性を実証するとともに、数理モデルによる薬物速度論を基盤とした統合研究により、ヒトにおける薬物体内動態や薬物間相互作用を定量的に予測することを可能とするなど、生物系薬学における学術の発展に大きく貢献した点が評価されました。
薬剤学分野としては永井恒司先生(平成11年春の褒章)以来の受章であり、薬物動態学分野では鎌滝哲也先生(平成 19 年秋の褒章)以来となります。

5月14日に如水会館で伝達式があり、その後、皇居で陛下に拝謁します。

東京大学大学院薬学系研究科
医薬品評価科学講座
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